先日、生後5ヶ月のこばなちゃんがお昼寝中に別室で作業していたところ、寝室からゴンっという鈍い音が。
慌てて駆けつけると、ベッドから転落していました。
生後5ヶ月だけどもう立てるんだ。
ベッドから落ちて痛かったよ。
転落した時の状況
こばなちゃんが眠くてぐずってたので、寝室の大人用ベッドで沿い乳して寝かしつけました。
その間私は隣りの部屋で作業しようと思い、両方の部屋のドアを開けた状態で、別室へ移動。
寝てから20分くらい経ってたから、隣りの部屋で音がしたような気がして、見に行こうとしたところ、ゴンっ!っという何か固いものが落ちた音が。
慌てて寝室に行くと、こばなちゃんがベッド際に横向きで転落していて、びっくりして数秒泣くことも出来ずにいました。
転がらないように脇に丸めたおくるみ、横に通せんぼうとして枕を置いていたのですが、ハイハイやつかまり立ちをして、すべて乗り越えてしまったのでしょう。
もう顔面蒼白になりました。
少しの空白のあと、やっと大泣きして5分くらい泣き続けていましたが、その後はケロッとして、普通にハイハイし始めました。
ベッドは60cmほどの高さがあります。
全身を打ってることは確かなので、服を脱がせてボディーチェック。
触ってみたりもしましたが、身体は赤くなってる箇所や痛がっている場所はありません。
頭も赤くなっている箇所はないですが、左おでこが赤くなっていたので、おそらくおでこから落ちたのでしょう。
元気そうに見えますが、自己判断はよくないので、すぐに病院に電話をかけて相談してみることにしました。
病院に行くかどうかの判断
小児科へ電話相談
まずは、小児科に電話して、受診が必要かどうか、アドバイスを求めました。
一件目、予防接種を受けている小児科にかけました。
午前の診療が終わる1時間前くらいというのもあり、大変混雑しているので他の病院をあたった方がよいと言われてしまいました。
二件目、自宅から比較的近い別の小児科に電話してみました。
転落時の状況や、現在の症状を伝えると、「救急相談センター(#7119)に電話かけて受診要否を確認てみてください」と言われました。
受診 or 救急車の判断
#7119に電話をかけ、2番「今すぐ受診すべきか救急車を呼ぶべきか」を選択。
スタッフに電話が繋がると、年齢(月齢)と転落時の状況にあわせて、以下のような質問を受けました。
- 意識はあるか
- 出血はあるか
- 嘔吐はあるか
- 動きにくそうな感じはあるか
- 視線は合うか
- 呼びかけに反応するか
- 耳や鼻からサラサラした液体はでてるか
- 熱はあるか
今は普通にしているので、上記質問にはすべていいえで答えました。
おでこが赤くなっていること、落ちてから泣き出すまで数秒かかったことを追加で伝えました。
一通り話した後、「緊急性があり、救急車を呼ぶことをお勧めします」と言われ、電話を終えました。
緊急搬送のお願い
恐る恐る、119に電話しました。
「火事ですか?救急ですか?」→救急です
転落時の状況を簡単に説明し、救急ダイヤルで救急車を呼ぶよう案内されたことを伝えました。
しかし、現在、救急車が出払っているため、到着まで時間がかかってしまうことを伝えられました。
自家用車で向かった方が早い可能性があるので、「どこの病院に行ったらいいか?」と聞くと、もう一度救急相談センターへ電話して、診療可能な病院案内にて相談するよう言われ、電話を終えました。
受診可能な医療機関の確認
7119に電話をかけ、1番「救急受診できる病院・診療所を確認」を選択。
スタッフに繋がったら、転落状況やこれまでの経緯を説明。
前回架電時と同じように質問に答えた結果、『脳神経外科』を受診するよう案内されました。
家から近い順に3ヶ所、受診可能な病院を案内され、直接病院に電話してから向かうように説明がありました。
脳神経外科に受診可否の確認
一番家に近い脳神経外科は、小児科もある総合病院でした。
病院に電話して再び一通り説明すると、診ていただけるとのこと。
この時点で、落ちてから40分ほど経過していたので、大急ぎで自家用車で病院に向かいました。
脳神経外科での診察
転落状況や現在の状況を説明して受付。
頭部のレントゲンを撮ることになりました。
レントゲン室は親は入れず、検査技師さんに赤ちゃんを預けます。
中から大泣きしている我が子の声。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
その後診察室に呼ばれ、レントゲン写真の説明。
触診もしていただきましたが、おでこが赤くなっている以外、脳や骨に異常はありませんでした。
ベッドの対策が不十分であったことについてお叱りを受け、「この子をしっかり守ってあげてください」と言われ、診察を終えました。
頭をぶつけたときの対応
病院で、頭をぶつけたときの対応についてプリントをもらいましたので要約します↓↓
様子を見てもいい場合
■ぶつけた後に大声で泣き、その後いつもと様子が変わらない■
ほとんどの場合心配なし
※こぶがあれば冷やしてあげて
※落ち着いたらいつも通り遊ばせる
※24時間変化がないか経過観察
すぐ受診すべき場合
■モノが刺さっている■
出血があれば布で押さえて受診!
※刺さっているものは抜かず動かさない
■泣かずにぼーっとしてる、ぐったりしてる、反応が鈍い、嘔吐がある etc■
むやみに動かさず受診!
※脳に異常をきたしている可能性あり
■意識がない、けいれんしてる■
大至急、救急車で受診!
※脳に異常をきたしている可能性あり
※服をゆるめて楽にする
※むやみに体を動かさない
再発防止のための対策
一番は大人のベッドで寝ずに敷き布団で寝ることですが、スペースの問題ですぐには叶わないので、以下の対策を講じました。
- 昼寝はリビングのお昼寝座布団させる
- 寝室のベッドで寝る場合は誰かが添い寝する
- 0歳でも使用可能なベッドガードを使う
- もしものために床にクッション材を敷く
- ベビーモニターを使って常に見守る
こばなちゃんの身体能力はすごく高いので、ベッドの上も自在に動けるし、簡単な障害物はすぐ乗り越えるということを念頭に置き、出来る限りの対策を講じたいと思います。
まとめ
奇跡的に怪我なく元気でいてくれて、本当にほっとしました。
子どもの怪我や病気は、素人目で判断せず、迷ったら#7119で相談する、ただしやり取りに時間がかかる可能性があるので、見るからに重傷・重体の場合は、すぐに救急車を呼ぶことをおすすめします。
赤ちゃんは日々急速に成長しています。
昨日出来なかったことが急にできるようになることもあります。
同じように過ごしていても、昨日までは大丈夫だったから、今日も大丈夫とは限りません。
赤ちゃんの転落事故は親の監督不行き届きでしかないので、取り返しのつかないことにならないように、肝に銘じて赤ちゃんの安全・健康を守っていきたいと思います。
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