出産後、退院と同時に始まる赤ちゃんとの生活。
入院期間はほんの数日しかないし、特に第1子の場合は、何もかもがわからなくて、とにかく不安ですよね。
助産院などの産後ケア施設で、産後のママと赤ちゃんを対象に、デイケアやショートステイを行っていることはご存知でしょうか?
横浜市にお住まいの場合、産後母子ケア事業の補助でリーズナブルに利用できる可能性があります。
初めての育児で不安なママにおすすめ!
助産師さんが優しくサポートしてくれるよ。
横浜市産後母子ケア事業とは
横浜市は、産後の母子をケアする目的で、様々なサービスを用意しています。
- 産後ケア施設へのデイケア(日帰り)
- 産後ケア施設へのショートステイ(宿泊)
- 助産師訪問
これらのサービスを横浜市の補助を受けて格安料金で利用することが出来ます。
※デイケアは2,000円/日
詳しくはこちらの記事を見てね↓↓
デイケアを利用した理由
妊娠中に区役所で説明を受けて、是非利用したい!と思っていた産後母子ケアのデイケア&ショートステイ。
産後は義実家に1ヶ月半お世話になっていたので、初めて利用したのは生後2ヶ月半の頃でした。
私がデイケアを利用したいと思ったのは、以下の理由からです。
- 自宅に戻ってからはワンオペになるから
- 育児に強い不安があるから
- 家事から解放される時間がほしいから
- 乳房ケアをしてほしいから
出産前は漠然とした不安から、出産後は寝不足や母乳トラブルの解消が目的になりました。
まとめて寝てくれない子だったので、常に眠かったですし、夫が在宅ワークだったので、泣き声に気を使いながら、家で赤ちゃんと過ごすことが辛いと感じるときがありました。
また乳腺が詰まりやすい体質だったため、頻発にしこりが出来てしまい、母乳外来に通っていたので、デイケアやショートステイの料金の範囲内で診てもらえるのはとても魅力的でした。
めぐみ助産院について
めぐみ助産院は、JR鶴見駅西口から徒歩15分ほどの場所にあります。
母乳外来あり、定期的に骨盤矯正や離乳食教室の講師を招いているようです。
私が利用したときは生後2ヶ月までの赤ちゃんの一時預かりもやっていました。
院内は一軒家のようなアットホームな雰囲気、助産師さんは温かい人ばかりです。
当日必要な持ち物
予約日の前日までに助産院に電話をし、持ち物を確認します。
持ち物は利用する施設によって異なるので、必ず事前に確認するようにしましょう。
~めぐみ助産院の持ち物リスト~
- おむつ、お尻拭き
- 赤ちゃんの着替え
- ママの着替え
- 母子手帳
- ミルク、哺乳瓶
- 洗面用具
- ナプキン
- お気に入りの玩具
- 乳房ケア用ハンドタオル
赤ちゃん用のタオルケットや授乳クッションは部屋にありますし、飲み物(お茶)やお湯の用意もあります。
哺乳瓶の消毒はお願いできるので、洗浄剤などは不要です。
デイケアでも希望すればお風呂に入れます。
ドライヤーやシャンプー、コンディショナーはありますが、タオルは持参する必要があります。
化粧品や充電器などもお忘れなく!
デイケアの1日
デイケアは上限の7日まで連続で利用してもいいし、週1など小分けで利用してもOKです。
当日のスケジュールの例です。
9:00 デイケアスタート
9:15 利用説明や打合せ
10:00 赤ちゃんお風呂
12:00 昼ご飯
14:00 乳房ケア
15:00 ママお風呂
17:00 退院
部屋は洋室、和室両方あるようですが、私はいつも和室でした。
最初の打合せで、どのように過ごしたいか?聞かれます。
乳房にしこりがあったので、毎回乳房ケアをお願いしていました。
赤ちゃんの入浴はいつも午前中でした。
沐浴指導など必要なければ、助産師さんが入れてくれます。
定期的にお部屋に様子を見に来てくれるので、授乳量を見てほしい!体重を計りたい!など、気軽にお願いできます。
呼び出しブザーもあるので安心です。
食事やお風呂の時に、赤ちゃんを預かってくれたのが本当に有り難かったです。
デイケアを利用した感想
よかった点
母乳育児が軌道に乗った!
飲み残しのないよう様々な授乳姿勢を試したことで、乳腺の詰まりが軽減しました。
悪化する前に乳房ケア出来たので、乳腺炎を起こすことはなかったです。
充分な休息がとれた!
お風呂や食事などの時間に赤ちゃんの面倒を見てくれたので、一人になる時間もあり、リフレッシュ出来ました。
なかなか泣き止まないときは助けに来てくれて、しばらく抱っこしてくれたり、遊び相手になってくれました。
育児の不安や悩みが解消された!
当時寝かしつけが出来ず寝不足で疲労困憊でしたが、沿い乳を教わったことで、夜がかなり楽になりました。
スリングの使い方のレクチャーを受けたり、向き癖やおむつかぶれも診てくれました。
栄養満点の食事を食べることができた!
助産院の食事は、栄養士さんが考えているので、栄養たっぷり。
産後は慣れない育児で食事が疎かになりがちだったので、久々のご馳走でした。
豪華でボリュームのある食事にびっくり。
本当に美味しくて、食事だけで2,000円の価値があると思います。
その他:他院と比較して良かった点
- ご飯が美味しい!←お金払って食べに来たいくらい
- 乳房ケアをたっぷりやってくれる!←痛いけどすっきり
残念だった点
トイレが部屋と別の階にある
部屋は3階、トイレは2階にあるので、赤ちゃんが起きてるときに行く場合は少し心配です。
部屋にテレビがない
部屋の中に娯楽になるようなものはないので、本とか持って行くとよいかもしれません。
希望する日数予約が取れなかった
たくさんの人がデイケアやショートステイを希望しているため、予約がすぐに埋まってしまいます。
利用期限は生後4ヶ月になる前日までですが、予約が取りきれずに終わってしまい、大変残念でした。
まとめ
結論、産後母子ケアのデイケアは神です。
お金があったら利用したいけど、費用面で断念する方も多いと思いますが、1日2,000円は破格。
個人で利用したら20,000円位します!
横浜市は他の自治体と比べても個人負担が少なく、羨ましがられます。
気になった方は、こども家庭支援課に連絡してみてください。
産前でも相談可(手続きは産後)、産後の方は、生後4ヶ月未満しか利用出来ないので急いで連絡を!
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