髪の毛など細い繊維に要注意!ヘアターニケット症候群が怖い

育児

赤ちゃんが、遊びながら髪の毛や糸くずなどを手にしてしまうことがよくあります。

今まで気づいたら取り上げる程度で深く考えていませんでしたが、先日赤ちゃんの手に複雑に絡まってしまい、あと少しで一大事になるところでした。

これは赤ちゃんに起きやすい怪我で、ヘアターニケット症候群というそうです。

こばな
こばな

すごく痛かったから、赤ちゃんとママは注意してね!

ヘアターニケット症候群とは

ヘアターニケット症候群は手指などに体毛や糸が巻き付いてしめつけてしまう状態のことです。

引用元 赤ちゃんが泣きやまないときは要注意!もしかしたら「ヘアターニケット症候群」かも【専門家】:たまひよ

長時間締め付けていたり、きつく食い込んでしまった場合、血流が止まって最悪の場合壊死してしまうこともあるようです。

赤ちゃんは痛くてもうまく伝えられないため、発見が遅れてしまうこともしばしばあるようです。

1歳ころまでの赤ちゃんの足指に起こることが多いと言われています。

我が家の事例:遊びのつもりが大失敗!

娘(こばなちゃん)と電車で移動中、手持ち無沙汰で私のマスクいじって取ろうとしていたので、何か握らせておこうと思い、私がしていたマフラー(ざっくり編みのもの)を手渡しました。

少しの間握って遊んでいたのですが、しばらくして機嫌が悪くなり、違うおもちゃを手渡そうとマフラーを引きはがそうとしたところ、なかなか離してくれません。
引っ張ったところ痛がったので、手を開いてみたら、人差し指に毛糸の細い繊維が絡まっていて、指先が真っ青に。
大慌てでカバンからハサミを取り出し、マフラーを切断。
すぐに絡まっていた繊維が取れたため、大事には至らず、その後は機嫌も戻りました。

あのとき、もしハサミを持っていなかったら、ハサミで切れないくらい複雑に絡んでいたらと思うとぞっとします。

その日は締め付け部分が赤い線になって残っていましたが、次の日には赤みも引きました。

こんなときはすぐ病院へ

今回は軽傷だったのでよかったですが、巻き付いているものを取り除くことができない、食い込んで腫れているときは、すぐに小児科や救急外来に通院すべきです。

時間がたつと重症化して、切開や縫合が必要になったり、重度の場合壊死してしまう可能性があるので、早めの発見、早めの通院が必要です。

日常気をつけたいこと

マフラーに限らず、糸くずや髪の毛など、赤ちゃんの身の回りにはたくさんの危険要素があります。

子供のプレイルームは、特にまめに掃除しているつもりでも、気づくと産後の抜け毛が散らかっています。

娘も最近ハイハイを初めて動き回ることが多く、手や足でゴミなどを絡め取っていて、手に握っていることもしばしば。

赤ちゃんが急に機嫌が悪くなり原因がわからないときは、手や足をよく観察したり、糸くずや髪の毛を見つけたらすぐにコロコロで取り除くように気をつけたいです。

まとめ

赤ちゃんとの生活は危険がいっぱいで、思わぬものが大怪我の原因になったりするものです。

糸くずは、カーペットや洋服、靴下の裏地などにも多くあるので、赤ちゃんの周りに置くものは、なるべく絡まりにくい、毛足の短いものにした方がよさそうです。

今回かなりヒヤリとする経験だったので、今後二度と同じようなことにならないように、日頃から気をつけようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました