37週で体験!スムーズなお産に向けた陣痛促進鍼灸治療

妊娠

予定日まで20日を切った頃、お産専門の鍼灸院で“陣痛付け”(陣痛促進)の施術をしていただきました。

37週後半でまだ日程的猶予はあったのですが、以下の理由により、早めの対策が必要と考えられたからです。

  • 子宮口が固い
  • 赤ちゃんが下がってきてない
  • 37週で体重が3000gを超えている

実際にどんな施術を受けたのか、一つずつ紹介していきます。

はな
はな

逆子治療でお世話になった鍼灸院で、陣痛付けしてもらったみたい。

陣痛促進って何するの?

子宮口を柔らかくする!?水素吸入

子宮を柔らかくして、子宮伸縮を促すため、水素吸入をしました。

活性酸素を還元する水素のはたらきにより、筋肉を柔らかくする作用があるらしく、心肺停止時の蘇生治療としても使われるのだとか。

鼻にチューブを通して、1時間ほど吸入しました。

吸っているときは特に違和感はなく、呼吸も苦しくありません。

鍼灸師さん曰わく、出産が遅れている陣痛待ちの妊婦さんの場合、1~2回の吸引で本陣痛が来ることが多いようです。

私の場合、38週あたりで出産!を目標としていたので、1週間変化がなければ、また38週後半で再度吸引させてもらうことにしました。

下半身の温活!お灸やカイロをフル活用

逆子鍼灸の頃からお灸で身体を温め、婦人科系のツボを刺激していたのですが、この日は陣痛を促すツボを重点的におさえてもらいました。

元々冷え性なので、セルフお灸やホッカイロを活用し、なるべく下半身を温めるよう指示がありました。

足湯を1日3回(1回30分)するとよいらしいです。

また、お湯を1日2リットル飲み、冷たい飲料や食べ物は極力控えるよう言われました。

梅雨に入り蒸し暑い時期だったので、この教えを守り続けるのはなかなか厳しかったです。

鍼治療で身体のコリを徹底的にほぐす!

肩が凝り固まっていたので、背中や肩をほぐし、子宮口のツボを刺激していただきました。

毎度のことですが、目のツボがガチガチで、目を疲れさせる行動禁止!(スマホ・PC・テレビNG)と言われました。

ただ、この指示はなかなか守れていなかったですね。(スマホ依存&テレビっ子のため)

次回予約まで日があくので、その間付けっぱなしにできる“置き鍼”もたくさん貼り付けていただきました。

逆子鍼灸(32週)のときから置き鍼をはじめましたが、すごく身体が軽くなり、肩こりの不快感に悩むことはほとんどなくなりました。

体操&マッサージで柔らかい身体作り

家での課題として、以下2つの指示がありました。

  • 船漕ぎ体操→左右50回ずつ
  • 内股踏み→片足15分ずつ

船漕ぎ体操は、片方の足を前に出してオールを漕ぐ手の動きで身体を前後に揺らすものです。

肩も動くし股関節も柔らかくできて一石二鳥の体操です。

内股踏みに関しては、施術中は鍼灸師の方が踏んでくれますが、自分では出来ないので、家族の協力が必要です。

シムス位をとって横になり、土踏まずで下側の足の内股を踏んでもらいます。

イタ気持ちい感覚で、お腹の張りもとれるし、毎日楽しみにしていました。

お風呂上がりやセルフお灸のあとなど、身体が温まった状態で行うとより効果があるそうです。

【検証】施術後の体調変化

施術当日は特に変化なく一日を終えたのですが、翌日大きな変化がありました。

夜になって、強めの前駆陣痛が来たのです。

35週くらいから前駆陣痛らしきものは経験していたのですが、今回は何回かに渡りお腹を壊したような鈍いお腹の痛みと息苦しいくらいの子宮収縮がありました。

はじめて陣痛カウントをして陣痛間隔を計り、病院に電話する準備もしました。

しかし、1時間くらいで強い痛みや張りは引き、やや苦しい程度の状態に戻り、そのまま眠りにつきました。

その後も定期的な胎動、子宮伸縮と下痢はありますが、今のところ本陣痛には至っていません。

ひとたび子宮収縮が始まると、身体を温めたり、横にならないとやり過ごせないため、ふらっと散歩に出掛けるのも難しくなってきました。

いよいよ出産が近づいてきたなぁと実感です。

本日現在で、38週と0日。
予定日まであと2週間となりました。
あと少しの妊娠期間、なるべく穏やかに過ごし、スムーズにお産できるよう、ベストを尽くします。

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女性針灸師による逆子治療専門鍼灸院
ととろの森鍼灸治療室は、武蔵小杉駅から徒歩4分の女性と子どものための鍼灸院です。女性治療家が妊娠希望(不妊)、マタニティトラブル、安産、逆子、様々な悩みへの相談・施術を行います。武蔵小杉駅にて2002年より鍼灸治療院として開業しています。

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