出産が近づくにつれ、どのようなお産にしたいか、具体的に考えるようになります。
バースプランの一つとして、出産時にパートナーに立ち会ってもらうかどうかを決める必要があります。
一人じゃ心細いけど、色々見られるのも恥ずかしいよね。
LDR室での立ち会い出産
私の通う新横浜母と子の病院では、LDR室を予約すれば、同居家族1名の立ち会いが可能です。
コロナ禍なので同居有無や人数等の制限がありますが、元々は子供や親など数名での立ち会いも可能なようです。
LDR室は立ち会い出産できる以外にもメリットがあります。
LDRとは、陣痛(Labor)分娩(Delivery)回復(Recovery)の略語で、 陣痛~分娩~産後回復までに必要な医療機器を備えた個室になっています。
陣痛の最中分娩室に移動する必要がないので、身体の負担が少なく、リラックスしてお産を迎えることができます。
※LDR室の利用はオプション料金がかかります
立ち会い出産に対する考え方
正直なところ、はじめから立ち会い出産を全く希望していませんでした。
夫は当初希望していたのですが、私自身が希望しておらず、加算料金もかかることから(通常個室との差額は5万)、最終的には断念しました。
私が希望しない理由は以下の通りです。
- お産に集中したいから
- 周りに構う余裕はないから
- 出産風景(局部)を見られたくないから
経産婦の友人に話を聞くと、立ち会い出産をした人の方が多く、色んな意見が聞けました。
立ち会い出産のメリット
- 苦しいときにサポートしてもらえる
- いてくれるだけで心強い
- 出産の大変さを理解してもらえる
- 誕生の喜びを一緒に味わえる
陣痛で辛いとき、背中をさすったり、手を握ってもらったり、声かけしてもらうことで、苦しさや不安が和らいだ、という声がありました。
何より、誕生の瞬間を一緒に迎えられることで、とても感動を共有できることが最大のメリットなようです。
また、陣痛で悶え苦しむ姿を見ることで、妻への感謝、思いやり、労る気持ちが強くなることも多いのだそうです。
立ち会い出産のデメリット
- 夫が気分悪くなってしまった
- 声かけがうるさく感じた
- 態度に腹が立った
- お産に集中できなかった
- 恥ずかしい姿を見られてしまった
血に弱い人だと、あまりにグロテスクな光景に倒れてしまう人もいるようです。
極限状態の中で、夫の声かけや話しかけが鬱陶しく感じたり、逆に暴言を返してしまったりすることもあったとか。
自分が苦しんでいるところで居眠りしていたり、煙草の臭いをぷんぷんさせて帰ってくるなど、デリカシーのない行動に憤慨することも。
妊娠~出産時に夫から言われたこと、されたことは一生忘れないと言いますからね。
また、あられもない姿を見られてしまったことに対する女性としての羞恥心から、立ち会いを後悔している人もいました。
夫婦でよく話し合って決定するのが吉!
上記のように考え方は人それぞれなので、最終的には夫婦でよく話し合って決めるのがよいですね。
夫婦で意見が割れた場合は、出産するママ本人の意見を尊重した方がいいと思います。
嫌々立ち会い出産に踏み切っても、お産に集中できず、不安定になってしまっては本末転倒ですからね。
立ち会い出産はしませんが、分娩後に身体の回復が問題なければ、夫と赤ちゃんと3人で一緒に過ごす時間がもてると聞いています。(15分程度)
その時間は穏やかに、お互いに思いやりをもって過ごせたらいいなと思っています。
コメント